入院中のすごし方

入院中のすごし方

ご出産は女性のお体に大きな負担となります。ホルモンバランスの変化や夜間の授乳で生活リズムが大きく変わり、強いストレスや精神的な不安定さも生じやすくなります。

当院では、お母さんと赤ちゃんにとって出産後こそ大切と考えています。お母さんの心と体に寄り添うサポートを行い、子育ての悩みを一緒に解決していきます。

入院中の赤ちゃんの検査

新生児黄疸スクリーニング検査

新生児はビリルビンという黄色い物質の血中濃度が上がりやすく、体全体の皮膚が黄色くなります。ビリルビンの濃度が高くなりすぎていないか、毎日、皮膚の黄色さをビリルビン計で測定しています。

ビリルビン計の数値が高い場合は、血液検査で正確なビリルビン血中濃度を確認します。必要な場合は黄疸の治療をします。

新生児聴覚スクリーニング検査

生まれて3日目に、赤ちゃんの聴覚検査(新生児聴覚スクリーニング)を行います。

眠っている赤ちゃんにイヤホンで音を聞いてもらい、その反応を脳波で見る検査(自動聴性脳幹反応検査)です。赤ちゃんに痛みや負担はありません。

新生児タンデムマススクリーニング検査

生まれて5日目に行なう血液検査です。

先天性代謝異常症という診断の難しい病気を、発病する前に見つけて治療につなげるための検査です。結果は新生児健診のときにお知らせいたします。

拡大マススクリーニング検査(追加費用がかかります)

生まれて5日目に行なう血液検査です。(新生児タンデムマススクリーニング検査と同時に行います)

新生児タンデムマススクリーニング検査には含まれていない、6種類の病気を、発病する前に見つけて治療につなげるための検査です。結果は新生児健診のときにお知らせいたします。

新生児サイトメガロウイルス感染症スクリーニング検査(追加費用がかかります)

生まれて2〜3日目に行う、おしっこの検査です。

お母さんのお腹のなかにいる間に、サイトメガロウイルスに感染すると、難聴になることがあります。おしっこで感染していたかどうかを簡単に調べる検査です。

赤ちゃんの血液型について

当院では、輸血など医療上の必要がなければ、出生時の血液型検査はしていません。

血液型は赤血球表面に出ているタンパク質の種類で判定するものですが、新生児期はこのタンパク質の出方にばらつきがあり、正確性に欠けるためです。2歳以上で行うと、より正確な血液型がわかります。
(ご希望の場合はお申し出ください。自費での検査として行います。)

退院後のサポート

産後外来

当院では助産師による退院後の育児支援を行っています。産後の不安や疑問を一緒に解決していきます。必要に応じて産科・小児科医師の診察も受けていただきます。ご希望の方は担当の助産師・看護師にご相談ください。

相談内容

  • 悩みのお話
  • 赤ちゃんの扱いや授乳の確認
  • 飲み方の確認
  • 体重・黄疸の確認
  • 乳房のトラブル
  • 産後の体の回復確認
  • 育児相談など

お母さんの身体的異常については産婦人科、赤ちゃんの異常については小児科外来と連携します。

産後に直接ケアを受けた助産師や看護師にではなく、第三者に話を聞いてほしいという要望があれば、臨床心理士と連携します。

赤ちゃんの発育に注意が必要と思われる場合は、小児科医へ相談し、必要時は外来受診をご案内します。

外来時間

完全予約制(退院時または電話で予約)

月~金 13:00~16:00、土 9:00~16:00/1回30~40分

対象

退院後から2週間健診までの母子と家族

費用

初回は無料、2回目以降は有料

担当

経験3年目以上の助産師

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